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こころ鎮めて

師走。
どちら様も加速をつけて走っている。
普段、ゆったり自分のペースで進めている主婦業も周りに煽られて、せかせかしてくる。

こどもの習い事の迎えに行ったら、大勢の保護者が所狭しと厚着の大振りなダウンジャケットを袖振り歩く。
帰宅してレッスンバッグを開けたら、バレエシューズが片方ない。
「何やってるんだ。仕舞い忘れて来たのか?」一瞬、頭に血が上る。
身の回りのことを注意深くする私は、こういったこどもの「うっかり忘れた」に我慢ならない。

いやしかし待てよ。

もう一度、あの時の状況を振り返る。
きつきつの空間を抜けてやっと外に出たとき、あれは致し方なかったのではないかと。
次のお稽古事の時間も迫っていたし、すれ違いざまに靴を持つ手が他人に触れて落としてしまったのかも。

そうだ。そうだ。
私のいけないところはこういうところ。
自分の気持ちの小ささが鷹揚に構えることが出来なくて混乱に陥る。
そして「バカ!」と、口汚く罵ったりする。
(家族に対し当り散らす。ホラ、他人様に出来ないから。)

いけない。いけない。
冷静に。
子どもには愚かな母を鏡にして学んで欲しい。

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クリスマスマーケットは昨今の事情から、四方を車両が進入しないよう対策を練っている。
そんな重い問題がたくさんあるのだが、ひととき、この場所に足を踏み入れると、
今さっきまであった世の悩み苦しみも忘れ去ってしまう。
温かいワインを飲み、回転木馬に乗ってはしゃぐ子どもらを見る優しい眼差し。
世の救い主が生まれた月、それを祝う。


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クリスマスマーケットの写真は今年はこれが最後かな。
みなさま、どうぞ穏やかな休日をお過ごし下さい。

そして誰もが平和を、平等を考えて見ましょう。
そうなったらとても素敵だと思います。
誰もが幸福でありますように。



by chene-eichel | 2017-12-20 19:47 | 思い耽る | Comments(0)

ベルギーの田舎で暮しています。ときどきゲストハウスのマダム。


by 樫の木